2025年に発売予定のDellのラップトップPC「Dell Pro」と一部の「Dell Pro Max」には、循環型設計のアップデートとしてモジュラー型のUSB-Cポートが搭載されています。
DellのモジュラーUSB-Cポートは、耐久性を従来製品から最大4倍に向上させつつ、ネジで交換できるようになっています。
(image: Dell)
取り付け方法を、従来のはんだ付けではなくモジュラー型にすることで、使用頻度の高いUSB-Cポートを簡単に交換できるようにして、製品寿命を延ばし、産業廃棄物を削減するという設計。
かつてのDellのイメージ(電気バカ食い、冷却ファン爆音上等)からは隔世の感があります。
(image: MacBook ProのUSB-Cモジュール@iFixit)
モジュラー型のUSB-Cポートは、AppleのMacBook Proなどでも採用されていますが、MacBook ProのUSB-Cポートにはフレキシブルケーブルが付いていて着脱に気を使うデリケートさがあるのに対して、DellのモジュラーUSB−Cポートは、2本のネジで固定されているだけで簡単に取り外せるようになっています。
(image: Dell)
「USB-Cポートの交換手順については保証書をご確認ください」とのことで、ユーザーが自分で交換できるようになっています。また、バッテリーの設計も新しくなり、ユーザー自身で交換可能なバッテリーが導入されました。
MacBookシリーズのバッテリーも、交換可能なタイプに戻ってくれるといいですね。
- Source Dell Technologies Japan