Instagramから、スマホ向けの動画編集アプリ「Edits」が発表されました。
3月13日にリリース予定のアプリで、2ヶ月近く前倒しをしての発表となります。AppStoreでは早くも予約をすることができるようになっていて、リリースされると通知が来てダウンロードすることができます。
今回の2ヶ月前倒しでの発表と予約販売の開始は、米国のTikTok規制法で、TikTokの運営元のByteDanceが開発・提供している動画編集アプリの「CapCut」が一時的に米国で利用できなくなったことを受けて、乗り換え先としてアピールしたい狙いがあるのは明らかです。
Editsの機能
- ウォーターマークなしで動画をエクスポートし、あらゆるプラットフォームで共有可能。
- キャプションを自動的に生成。
- さまざまなフォント、サウンド、ボイスエフェクト、ビデオフィルタ、ステッカーなどから選択可能。
- すべての下書きとビデオを一箇所で管理。
- 最大10分の高品質クリップをキャプチャして、すぐに編集を開始。
- Instagramに1080pで簡単に共有可能。
- ダッシュボードでリールのパフォーマンスを追跡し、フォロワーと非フォロワーのエンゲージメントの内訳を確認可能。
このアプリの最大のポイントは、無料で使えるということです。「CapCut」は無料でも使えますが、Proプランのサブスクを使わないとすべての機能は使えないようになっています。
さらに無料で使ってもウォーターマークが無いということも大きいですね。この部分は、スマホでサクッと動画編集を行いたいユーザーにとっては高評価に繋がるでしょう。
デスクトップ版の「CapCut」はインストールするとそれなりの容量になるので、すでにAdobeやDavinciを使っている人にはあまりおすすめはしませんが、「CapCut」はブラウザからも利用できるので、TikTokやSNSなどに適当なエフェクトを付けて短い動画を適当にアップするときには、そちらを使うとローカル環境の負担が少なくていいというのがあります。
- AppStoreEdits, an Instagram app
- LinkCapCut