Googleから、低価格モデルのPixel 9aが発表されました。
米国での価格は499ドルと事前の予想通りで、iPhone 16eと比べて100ドル安くなっています。スペックは、他のPixel 9と同じTensor G4チップに、リフレッシュレート120Hz対応のOLEDディスプレイ（iPhone 16eは60Hz）に48MPカメラと13MP超広角カメラのデュアルカメラ（しかもフラットなレンズ）を搭載しています。
MacやiPadなどを使っていてAppleのエコシステムにいるユーザー目線では、100ドルの違いならiPhone 16eの方がいいだろうと考えてしまいますが、Appleのエコシステムにどっぷり浸かっていないユーザーからすると、100ドルの価格差や超広角カメラの有無は大きな違いとして認識されるので、iPhone 16eにとって強力なライバルとなりそうです。
Google Pixel 9aのスペック
- ディスプレイ: 6.3インチ OLED、120Hzリフレッシュレート
- プロセッサ: Google Tensor G4
- カメラ: 48MPメインカメラ（ƒ/1.7）、13MP超広角カメラ（ƒ/2.2）
- バッテリー: 5100mAh、23W有線充電、7.5Wワイヤレス充電対応
- ストレージ: 128GB / 256GB
- メモリ: 8GB RAM
- OS: Android 15
- 防水防塵: IP68対応
- その他の機能: AI搭載の「Gemini Nano」、マクロ撮影対応、消しゴムマジック、マジックエディターなど
- 価格: 米国で499ドル〜
本体デザインはフラットエッジでiPhone 12以降のデザインに似せており、iPhoneユーザーへの訴求力も持っています。ディスプレイのベゼルはちょっと分厚いですが、価格を考えれば許容範囲かな？
Google Storeや各種キャリアの割引販売の対象にもなりやすい価格帯のモデルということで、今後に期待したい1台です。
ただ、Pixel 9aの発表は行われたものの、予約注文の受付は米国のストアですらまだ始まっていません。その理由としては、「一部のPixel 9aデバイスに影響を与えるコンポーネントの品質問題を確認中」とされており、発売が4月以降になるという見方もあります。また、日本ではまだ発表すら行われておらず、発売は米国よりもさらに遅れる可能性があります。
- Source Google The Keyword
- Source Pixel 9のスペック比較
