低価格モデルとして登場したiPhone 16e。
これまでのiPhone SEから、iPhone eへと製品名が変更されました。
この「e」はどういう意味なのでしょうか?
スペックを見ると一見iPhone 16の1つのモデルであるかのようにも思えますが、省ける部分は省いていて低価格モデルであることを実感します。このネーミングスタイルは、GoogleのAndroidスマホのGoogle Pixel 9とPixel 9aと似たようなものとなっています。
従来のiPhone SEの「SE」は、スペシャルエディション(Special Edition)の略字とされていますが、iPhone eの「e」は、エコノミー (economy) やエコノミック (economic) を形容していると考えられます。
コストダウンのために一部の機能を省略しているスペックから、この路線のネーミングであることは確か。
一般的にエコノミーというと、飛行機の「エコノミークラス」を連想しますよね。これは「経済的」という意味で、通常よりも安い席のネーミングとして用いられています。経済的な選択肢としてのエコノミーモデルという意味で、iPhone eというネーミングになっているのかもしれません。
もう1つは「エントリー(entry)」のe。
こちらも似たような意味になります。エントリー(entry)という言葉自体は「入門用」という意味ですが、製品におけるエントリーモデルというと「性能が低い」だったり「価格が安い」という意味も出てきます。iPhone 16のエントリーモデルという意味でiPhone 16eというのは、ネーミングとしては分かりやすいですね。
iPhone 16eのeはどんな意味があるのか?
- エコノミー (economy) :経済的な
- エントリー(entry):入門用
どちらのネーミングにしても低価格モデルという意味合いがあるiPhone 16eですが、価格設定については、世界中から「たけーよ!」と言われています。Apple的には十分安いつもりでこのネーミングにしているんでしょうか?たしかに、A18チップや48MPカメラというスペックを考えれば十分安いといえるかもしれませんが・・・通常モデルのiPhone 16との価格差があまりないのが、ちょっとしたつっこみ所になります。