Adobe Labsが新開発したiPhone向けのカメラアプリ「Project Indigo」が一般ユーザー向けにリリースされました。Adobe Labsの一部として無料でダウンロードして使うことができます。
こちらのカメラアプリは、1回のシャッターで複数の写真撮影を行い、それを重ね合わせることで高画質写真を生成するというものです。使用するにはiPhone 12 Pro以降のProモデルが必須となっており、デュアルカメラやシングルカメラのiPhoneは非対応で使うことはできません。
このカメラアプリでできること
- シャッター速度、ISO感度、フォーカス、露出補正のプロレベルの手動制御
- HDRとSDRの同時撮影やRAWとJPEGの同時出力をサポート
- ズーム撮影時に最大32枚の連写を自動でキャプチャし、わずかな手ぶれを利用して重ね合わせることで高解像度画像を生成
- 上記と同様の機能を使ったナイトモード撮影
薄暗い場所で発生するノイズが無くなっています。
こちらも薄暗い場所にあるオブジェクトがくっきり。
Project Indigoで撮影された写真
現在はAdobe IDへのサインインは必須ではなく、 Apple App Storeからダウンロードできます。対応モデルを所有されているiPhoneユーザーは試してみるといいかもしれませんね。
今後、Android 版もリリース予定となっていますが、対応モデルについてはiPhoneと同じくハイスペックモデルに限定されることになりそうです。
- Source Lars Jebe