Stage6は実は儲かっていた

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表向きの閉鎖文では「簡単に言えば、Stage6の運営を続けるには非常に費用がかかる。膨大な手間と資源が必要で、我々は運営を続けるに足る状況にはない」と書いてあったために、回線費用やサーバー代で破産したのか?と思われていたStage6ですが、実の所、収益はかなりあったどころか、Divxの重要な収入源だったとか。

順調にいけばDivXは新会社の株式の相当部分を得るだけでなく、著作権料だけで推定月額$1M(100万ドル)もの運営費用を経費として帳簿に計上し、Stage6は2008年収入のほとんどをDivxに償還する手筈になっていた。

Stage6で動画視聴をしたいユーザーは、まずDivXプレイヤーをダウンロードしなければならないが、このダウンロード・パッケージにオプションとしてYahooツールバーが含まれている。YahooからDivXへの支払いは年間$16M(1600万ドル)にも上るのだが、われわれの情報源によるとこの額の半分、およそ年間$8M(800万ドル)がStage6のツールバーからのものだという。

儲かって無さそうに見えて実は儲かっていたんですね。
閉鎖した直接の原因は、Stage6を売却するかこのまま行くかで経営陣が内部分裂、結果、売却を拒否したものの、衝突の際にStage6立ち上げ当初から関わっていた奴らが辞めてしまい、残った人間だけでは管理が出来なくなってしまったから、という話らしいです。

[ TechCrunch Japanese ]

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