電子書籍配信サービスの淘汰が始まった?
ローソンHMVエンタテインメントの運営する「エルパカBOOKS」が、電子書籍サービスの提供を2月24日付けで終了することを発表しています。
サービス終了後は、これまで購入した電子書籍が読めなくなりますが、これまでのユーザーに対しては、購入金額をPontaポイントで全額返金するサポートを実施予定とのことです。
DRMフリーでは無い音楽・動画配信サービスや電子書籍サービスは、このように、大元のサービスが終了してしまうと、これまで購入したコンテンツが利用できなくなるというデメリットが常について回ります。だからこそ、サービスが当分終わらないであろうAmazonやiTunesに一極集中してしまうというところがあります。
今回のエルパカBOOKSのように、“サービスが終了したら(ポイントでも)全額返金します”というのは、この手のサービスとしては非常に珍しく、かなり良心的な対応ですが、あまり有名でないサービスの場合は、これくらいの保証をつけないと大手とは勝負するのはキツいかもしれませんね。
サービス終了までのスケジュール
- 1月16日:電子書籍の販売終了
- 2月24日:電子書籍サービスの停止・終了
- 返金について:ローソンWEB会員にて、これまでエルパカBOOKSの電子書籍をご利用いただいた金額(旧コミックポイントは除く)をPontaポイントにより3月中旬頃までに返金。
- Source エルパカBOOKS
- Via ITmedia ニュース