Kindle Storeはブログの宣伝媒体となるか?

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Amazon.comがKindle向けコンテンツとして、個人ブログをKindle Storeで販売できるサービス「Kindle Publishing」を始めました。とだけ聞くと一見美味しそうな話に思えるけど、実際はそんなに美味しい話でもないみたいです。

Kindle向けに記事を売りたいブロガーは、自分のブログのRSSフィードなどの情報を入力して価格を決めるのだけど、設定できる価格は0.99ドル〜1.99ドル。そこからAmazonが7割も持って行くので、ハッキリ言って、個人ブログレベルでは雀の涙も入ってこない計算になります。

しかも、その雀の涙も「売れる」前提での話であって、現実問題タダで配信されているものにわざわざお金を出してまで(しかもモノクロで)買ってくれるような物好きがそんなに居るとは思えないし、ましてやそういう層(ブログ本とかを買ってくれる人たち)とKindle購入者とは真逆なんじゃないか?という気もします。

それでも、直接的にお金にならなくても、Amazonに掲載されるという気分の良さや、掲載されることによって認知度が高まるといった間接的メリットを取りたい場合に向いていることは確かなので、英語圏でブログをやっている人には良い宣伝媒体になるのではないでしょうか。

なんてったって、タダでAmazonに載るんだし。
もし無料で売れるのなら、多くのブログが無料で販売したがるでしょうね。


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