
CloudflareとAPNICがパートナーシップを締結して、新しくDNSサーバー「1.1.1.1」と「1.0.0.1」を一般開放しています。
「1.1.1.1」というIPアドレスから、どーせエイプリルフールのジョークでしょ?と思われていましたが・・・本当にサービスが開始されました。利用料は無料。
Cloudflareは、WebサイトのDDoS攻撃対策や負荷対策、表示速度の高速化などに使われるCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)サービス。APNICはAsia Pacific Network Information Centreの略で、その名の通り、アジア太平洋地域におけるIPアドレスの割当と登録を行っている非営利団体です。
「1.1.1.1」「1.0.0.1」というIPアドレスはAPNICが保有していたもので、DNSサーバーはおそらくCloudflareが提供しているのでしょう。DNS over HTTPS (DoH)に対応していて、セキュアかつ高速な通信が可能になるということで、フリーのDNSや1企業のDNSサーバーを使うよりも安全性は高そうではあります。
インターネット利用者がDNSサーバーを変更する一番のメリットは、コンテンツ表示速度の高速化です。この「1.1.1.1」はどうでしょうか。
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