ソフトバンクが6/1から開始した雑紙・新聞などの配信サービス「ビューン」が異常なまでに話題になっていたので、ちょっと覗いてみました。ビューンは月額450円(iPhone・ケータイは350円)で見放題のコンテンツですが、初回起動時から30日間は無料で観覧することができます。
配信されている雑紙のラインナップは、週刊誌・女性誌・物欲刺激雑紙が約30紙ほど。ホビー系の雑紙は殆ど見当たりません。
[ ビューン(現在配信停止中) ]
サンデー毎日の表紙になっている石原さとみの分け目になんだか衝撃を受けた後、特に読みたい雑紙も無いので、アウトドアグッズのカタログ雑紙を流し読みしてみました。産経新聞と比べると、画質はあまり良くなく解像度も低いので、非常に目が疲れます。
そうこうしている内に、読み終わってしまいました。
ビューンで配信されている雑紙の殆どは、発売日から日を追っていく毎に少しずつ読めるページが増えていく方式をとっているとのことで、配信当初はかなり読めるページが少ないのだそうです。
発売したばかりの雑紙をいきなり全部公開してしまっては、肝心の雑紙自体が売れなくなってしまいますと、出版社側にしてみれば良い方式なのでしょうが、読む側にとってはあまり嬉しいものではありません。
画質の向上、バックナンバーがいつでも読める、読みたい雑紙の充実。この3つが成されているならそれでも納得がいくでしょうが、現時点ではコンテンツの薄さに拍車をかけているように見受けられました。こういったコンテンツサービスは、やはり準備万端で開始してもらいたいものです。お金を払うのはユーザーなのですから。