これまでの1TBと2TBから、2TBと3TBとさらに大容量に進化した新型Time Capsule。
その2TBモデルを早速分解したMacBidouille.comの記事によると、2TBモデルの内蔵HDDにはWestern Digitalの「WD Caviar Green WD20EARS」が使用されていることがわかりました。
この「WD20EARS」というHDDは、実売価格が6000~7000円のホームユースのHDDであって、Time Capsuleの仕様に記載されているような“サーバーグレードのHDD”ではありません。また、サーバーグレードのHDDと言えるWD RE SAS, WD RE4, WD RE4-GPといった製品は2TBの容量までしかなく、現在のWestern Digitalで3TBのHDDとなると、この「WD Caviar Green」のみとなることから、3TBモデルも同様のHDDが使用されていると思われます。
ちなみに過去モデルでは、2008年の初代Time Capsuleのみが一応のサーバーグレードHDDで、後は全て「WD Caviar Green」が使用されています。Time Capsuleはその形状から、冷却ファンで強制冷却しないとかなり発熱する機器ですから、あまりコスト重視にならず、可能な限り信頼性(耐久性)の高いHDDを搭載してもらいたいものです。
- Time Capsule 500GB (2008) - Deskstar P7K500
- Time Capsule 1TB (2008) - Deskstar 7K1000
- Time Capsule 1TB (2009) - WD Caviar Green WD10EADS
[ MacBidouille.com ] via AppleInsider