Dropboxに続けとばかりに、続々と登場するクラウドストレージサービス。この「Norton Zone」もその中の1つです。Nortonの名称からも分かるように、セキュリティ会社のシマンテックが運営しています。
他のクラウドストレージとの差別化は、どのように図られているのでしょうか?
分かりやすく特徴を以下に挙げてみました。
- 無料アカウントで5GBのストレージが利用可能。
- Web、Mac OS X、Windows 7/8、iOS、Androidに対応。
- ファイルは暗号化され同期される。
- ウイルスチェックが行われる。
- 一般公開するファイルに、公開期限とダウンロード数の上限を設定できる。
シマンテックが運営しているということで、やはりセキュリティ的に信頼がおけるということが一番のメリットでしょうか。
ファイルのバックアップも冗長化されてしっかり行われているということで、サーバーの不具合でファイルが消失するといった致命的な事象も起こりにくそうなので、やや重要なファイルをバックアップする用途にも向いているかもしれません。
Norton Zoneを使ってみる
利用するにはまず、サインアップからノートンアカウントを作成します。
国を選んで、メールアドレスとパスワードを入力するだけでOK。
次に、サインイン からログインしてNorton Zoneのクライアントをインストールします。Windows、Mac OS Xは自動でダウンロードされます。
スマホ用のクライアントアプリについては、iOSとAndroid用がありますが、iPhone / iPad用は日本のAppStoreで配信されていません。
- Norton Zone cloud sharing(Android)
- Norton Zone(iPhone / iPad)
クライアントアプリは、殆どDropboxと同じです。
ファイルのアップロード・同期スピードもまずまず。
同期ファイルの保存先は、Macが「/Users/ユーザー/Norton Zone - Personal」に、WIndowsが「C:¥Users¥ユーザー¥Personal」になります。保存先を変更するには、クライアントアプリを右クリックしてPreferences > Accounts からChange Directoryを設定してください。