台湾の林檎新聞によるスクラッチテストで、ひっかき傷に対して非常に強い耐久性をもっていることが判明した「iPhone 5C」のポリカーボネート外装。実は、特殊な樹脂を使用しているのではなく、傷に強いコーティングが施されているということらしいです。
このコーティングは、Appleとライセンス契約を交わしiPhoneのSIMカードイジェクターを製造しているLiquidmetal® Technologiesによるもので、社名の通り、ガラスコーティングではなく液体金属によるコーティングになります。
自動車のコーティングなどにも採用されている「液体金属コーティング」は、ナノレベルの液体金属を吹き付けて頑丈な被膜を作り、水を弾き傷や汚れに強くなるというコーティング。それをiPhoneにしちゃうという発想は、これまで数多くのスクラッチテストに屈してきたiPodやiPhone達の屍があったからこそ出たのかもしれません。
- Source ITProPortal.com
- Source AppleFanSite
ホントに、iPhone 5Cには保護ケースはいらないかも。