OS X 10.9 Mavericksにアップグレードしてから、Mail.appの調子がイマイチ。
主にこんな症状です↓↓
- CPU使用率が高いままになり、動作が重くなる。または終了できない。
- スリープから復帰すると自動でメールを受信しない。
メールの自動受信はともかく、CPU使用率をどうにかしたい。
こんな時は、メールのインデックスを削除して再構築するのが良いようです。
ついでに、Spotlightも全然使わないので停止しておきます。
Spotlightを停止する
CPU使用率が上がってファンの回転数が増えると、決まってSpotlightが索引作業を行っています。索引作業中はちょっと重いし五月蠅いし暑いので、Spotlightなんて殆ど使わないという人は無効にしておきましょう。
(mdworkerはSpotlightのプロセス)
索引対象からフォルダを外す方法
- システム環境設定 > Spotlight
特定のフォルダなどを索引対象から外すことで、索引スピードを上げることができます。Spotlight自体は使うけど索引速度をアップしたいという人は、この方法をとります。
例えば、メールを索引対象から外したい場合には、ユーザ > ユーザー名 > ライブラリ > Mail > V2 のフォルダを追加しておきます。
Spotlight自体を無効にする
Spotlightを停止して無効化するには、以下のコマンドをターミナルに入力して管理者パスワードを入力します。
sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
有効化するには以下のコマンドを。
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.metadata.mds.plist
メールのインデックスを再構築する
メールのデータは /Users/ユーザー名/Library/Mail/V2 に保存されています。
- Mail.appを終了する。
- ターミナルを起動、以下のコマンドを実行。
- rm -f ~/Library/Mail/V2/MailData/Envelope\ Index
- Mail.appを起動する。
メールの読み込み作業が始まります。
なんだかんだで、1時間ほどすると落ち着きました。
しかし、また再発
ちゃんと直ったのか確かめるべく、Mail.appを再起動してメールを手動受信させたところ、またまたCPU使用率が上昇・・・。
そこで、メールデータが保存されている /Users/ユーザー名/Library/Mail/V2 を見てみると、頻繁にアクセスしている特定のメールアカウントを発見。他のアカウントは落ち着いているのに、数個のアカウントだけは毎秒アクセスがあり全く落ち着きません。(全てGmail)
これらのアカウントを一旦削除して再登録すると良いかもしれませんが、面倒なのでまだ試していません。
そして、そうこうしている内にまた落ち着いてきました。
原因はよく分かりませんが、OS Xの標準Mail.appはGmailとの相性があまり良くない事は確か。それでも、Mountain Lionの時は落ち着いていたんですけどね。