売り上げが右肩下がりの「iPod」、今年で販売終了か?

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誰もが予想した“iPodの終わり”がいよいよ?

Apple現CEOのティム・クックが、「iPodの売り上げが落ちている」と言及したことに端を発して、iPodシリーズ全ての生産・販売が中止されるのでは?というミスリード的なニュースが報じられ、もはやこれまでと、iPodの思い出などを語り出す記事が増殖中ですが、本当に全てのモデルが終了してしまうのでしょうか?

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こちらのAppleの収益におけるiPodの割合グラフによると、iPodのピークは2006年頃で、第一四半期にはAppleの売り上げの55%を占める程。この頃のAppleは、まさしく「iPod様々」状態だったわけです。

しかし、「iPhone」が登場してユーザーが移行を始めてからは右肩下がりになり、2010年には21%程度に止まっています。

このグラフはAppleinsiderの2010年の記事からのものです。
2010年当時から「iPodは終わる」と言われてきていますが、終わりそうで終わりませんでした。 

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こちらは機種別売り上げ世界でのiPod売り上げのグラフ。

iPod人気に火が付いたのは2005年の「iPod mini 2G」が登場してからで、そこから爆発的に売り上げが増えています。そして「iPod nano」や「iPod Shuffle」「iPod touch」といった機種が続々と発売されるわけです。

このグラフを見ると2013年のiPodの売り上げは、2005年の水準とほぼ同じものになっており、それほど悪くは思いませんね。そりゃ、iPhoneやiPadと比べると斜陽なことには違いないですが、他社の音楽プレイヤーに比べると全然良い方です。

9to5Macは、「iPod touch」の新型が2014年に発表されると予想しているようですし、実際に生産・販売が終了してしまうモデルは、未だにHDDを搭載している「iPod Classic」と、Bluetoothレシーバーの登場により存在意義が無くなった「iPod nano」と「iPod shuffle」だけに止まるかもしれません。

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