街中でスマートフォンを使用していた1,333人のユーザーを観察した、「スマートフォンの持ち方」に関する統計データが、UXmattersにて公開されています。2013年の記事なのでちょっと古いのですが、アンケート調査ではなく観察調査ということで、興味深いのでご紹介します。
まず、スマートフォンの使い方の統計では、片手で何らかの操作をしているユーザーが最も多い結果になっています。
- 片手で操作 - 49%
- 通話 - 36%
- 両手で操作 - 15%
この片手で操作の中には、片手でスマートフォンを持って片手で操作するユーザーと、両手で持って片手で操作するユーザーがほぼ半々いるようです。両手で操作するユーザーはかなり少数となっていますが、これは使用しているアプリによるところが大きいかもしれません。(ゲームなどは両手で操作するものが多い。)
その他の細かい統計では、
- 操作は、7割が右手の親指で行っている。
- 両手持ちは、9割が縦向きに持っている。
という結果になっています。
これらの結果から、スマートフォンの持ち方としては「縦に持ち、右手の親指で操作する」というスタイルがスタンダートということになります。