プライバシー保護を重視する検索エンジンの「DuckDuckGo」が、OS X Yosemite と iOS 8 の Safari に正式採用されることが発表されました。
これは、Safariのデフォルト検索エンジンとして、Google, Yahoo, Bingといった巨大サービスと肩を並べることになり、DuckDuckGoにとっては、かなりの大出世だといえます。
このDuckDuckGoという検索エンジンは、ユーザーのIPアドレスやユーザーエージェントを一切保存していないことを高らかに宣言している匿名の検索エンジン。
検索エンジンとしては異例とも言える、ユーザーの動向を収集してビッグデータとしてビジネスを行わないというスタンスで、プライベートブラウジングを重視するユーザーにとっては、欠かせない存在として最近グイグイきているサービスです。
そして今回、Safariのデフォルト検索エンジンとして採用されるということで、人気はさらに加速しそうです。
DuckDuckGoを検索エンジンとして登録する
良い機会なので、先取りでブラウザに登録しちゃいましょう。
DuckDuckGoの左下にある+アイコンをクリックすると、ブラウザの検索エンジンとして登録できます。
Chromeでは、アドレスバーでduckと入力してtabキー2回で検索。
また、環境設定 > 検索エンジンの管理から既定の検索エンジンにすることもできます。
Firefoxは、検索バーで切り替えるだけ。
検索バーの管理で、DuckDuckGoを上の方に持ってきておくと使いやすい。
- Source DuckDuckGo in Safari
- Apple