アヒルのアイコンでお馴染みの検索エンジン「DuckDuckGo」。ユーザーのIPアドレスやユーザーエージェントを収集しない匿名の検索エンジンとして知られていますが、最近になって急激にアクセス数が増えているようです。
「DuckDuckGO」が発表したレポートによると、2017/1/10の1日だけで、1,400万件もの検索が行われました。この検索数は、これまでで最高の記録となります。
また、サービス開始よりこれまで、累計で100億件の検索数がありますが、2016年までは40億件でした。つまり、2016年に入ってからこれまでで60億件も増えたことになります。
グラフを見ると、2013年頃までは横ばいですが、2013年以降は右肩上がりで伸びているのが分かります。2013年の6月は、エドワード・スノーデンがPRISM計画を告発した時期。2014年6月は、Appleが「iOS 8」と「OS X Yosemite」のSafariの検索エンジンとして「DuckDuckGO」の採用を発表した時期。
丁度、その時期にグーンと伸びているのが分かりますね。
2016年の後半にもグーンと伸びていますが、これはアメリカ大統領選挙の影響でしょうね。
初期の頃とは違って、日本語のサイトも結構引っかかるようになっているので、汚染された検索結果にウンザリしている人は「DuckDuckGo」を一度使ってみてはいかがでしょうか。
- Source DuckDuckGo Blog
