エレクトロミュージックのアーティスト兼DJのdeadmau5(デッドマウス)が、ディズニーを相手にブチ切れています。
何故こんな事になったかというと、まさにディズニー側から訴えられたからです。
deadmou5はその名の通り、死んだねずみをモチーフにしたコミカルなかぶり物をしてパフォーマンスをすることで人気を博してきました。そこで、このねずみをトレードマークのロゴとして商標登録を行ったところ、ディズニー側から「ミッキーマウスのシルエットに酷似している」として登録差し止めを求める文書が提出されたのです。
これに対し、deadmau5側も法廷闘争の意思を示しており、Disney Videoで公開されている動画Ghosts 'n' Stuff - Re-Micksで使われているdeadmau5のトラックの使用停止を求めたメールをディズニー側に送りつけ、宣戦布告しています。
シルエットだけで見れば、「ベアブリック」なんかもかなりキワドイと思うのですが、やっぱり「デッドマウス=死んだねずみ」というネーミングが不味かったのでしょうか?
ディズニーといえば、著作権や商標登録に非常に五月蠅いことでお馴染み。日本では、小学校のプールに描かれたミッキーマウスを消させるというニュースが有名ですね。
昭和62年、小学生が卒業記念として低学年用プールにミッキーとミニーの顔の絵を描いたところ、ほほえましいニュースとして新聞に取り上げられた。このニュースを知ったディズニー関係者がいきなり学校に訪れて「絵を消さないなら著作権侵害で訴える」と通告。学校側はやむなくプールの絵を塗りつぶした。塗りつぶされたのは6月、低学年がこのプールで1度も泳ぐことないまま塗りつぶされた。(産経新聞)
ネットで尾ひれが付いて都市伝説化していますが、実際に起こったニュースです。
ここまで徹底した大企業を相手に、果たしてdeadmau5は勝てるのか?ちょっと結果が楽しみ。
- iTunesStore デッドマウス「while(1<2)」