iPadやiPhoneといったiOSデバイスを、Macのサブディスプレイとして使えるようになるiOSアプリ「Duet Display」がリリースされ話題になっていますが、実際にはどうなのでしょうか?
iPadなどをMacのサブディスプレイとして使えるアプリはかなり前からありますが、VNCの様にネットワークを介しているため、モッサリとした動作であまり使い勝手はあまり良くありませんでした。しかし、今回の「Duet Display」は、LightningケーブルやDockケーブルで直接Macと接続することで、毎秒60フレーム描写でほぼ遅延ゼロを実現。さらにタッチ操作も可能ということで、その実用性も含めて注目されています。
OS X 10.9 Mavericks以降の全てMacと、iOS 5.11以降の全てのiPad / iPhoneに対応。
iPad miniやiPhoneなど小型〜中型のデバイスは、表示サイズが極端に小さいので、Macのサブディスプレイとして設定しても実際の所はそんなに使い勝手は良くありませんが、iPadをケーブルでMacに接続するだけなので、出先や臨時のサブディスプレイとして、または使わなくなった古いiPadの再利用先として活用する分には良さそうな感じがします。
しかし・・・
実際使うと微妙?
ユーザーレビューを見てみると、"アイデアは良いが、バグが多くて現時点では価格相応のアプリとはいえない"という評価が目に付きます。まさに、この手のアプリではお約束の"期待を裏切られた"という評価。
そもそも、この手のアプリで成功した事例はあるのか?という気がしますが、話題性だけで売り逃げしているものが多いので、過度な期待をして購入するのはチョット注意が必要かもしれません。
- AppStore Duet Display (¥1,500)