Appleが、WWDC 15にて定額制の音楽ストリーミングサービス「Apple Music」を発表しました。
以前買収した「Beats Music」をベースとするもので、プラットフォームは、iPhone / Apple Watch / iPad / iPod touch / Mac / Windows PC(秋にはApple TVとAndroidにも対応予定)。価格は、月額9.99ドル(家族間6人で利用可能なファミリーメンバーシップは14.99ドル)で、無料トライアル期間は3ヶ月。ちなみに、無料トライアル期間だけ楽しむということも可能です。
日本でのサービス開始日や価格は未定ですが、公式サイトには“まもなく登場”と記載されていることから、そう遠くない時期に開始されると思われます。価格については、円安の影響や音楽レーベルとのアレコレで、北米よりもやや割高になるのは覚悟しておいた方がいいかもしれません。
「Apple Music」のサービスは大きく3つに分かれており、大量にラインナップされた楽曲をストリーミング再生したりオフラインで聴くことができる「Music」、お気に入りのアーティストをフォローして限定コンテンツなどにアクセスできる「Connect」、Beats 1ラジオステーションなどが楽しめる「Radio」があります。
「Connect」でアーティストをフォローしたり「Radio」でBeats 1ラジオを聴くだけなら、Apple Musicのサブスクリプションを購入しなくても、Apple IDでサインインするだけでも可能です。
なお、既存のiTunesライブラリは、iCloudに保存してストリーミング再生することも可能で、デバイスの内蔵ストレージを消費せずにこれまでのライブラリを楽しむこともできます。
Apple Music でできること
- Connect上でアーティストのフィードを表示
- Connect上でアーティストをフォロー
- Connectのコンテンツを再生、保存する
- Connectのコンテンツやラジオの曲にお気に入りの印をつける
- Apple Musicライブラリにある曲を制限なく聴く
- Apple Musicのコンテンツをあなたのライブラリに追加する
- オフラインで聴くために保存する
- Apple Musicのラジオステーションを聴く
- ラジオステーションBeats 1を聴く
- エキスパートからおすすめの音楽の提案を受ける