アメリカの連邦通信委員会FCCのサイトに掲載された書類から、Appleが新しく「Magic Mouse」と「Wireless Keyboard」の発売を予定していることが明らかになりました。
ボタンやキー類の配置など詳細な変更点は今のところ不明ですが、判明している部分では、Bluetooth 2.1 / 4.2 LE対応となり、これまでよりも省電力化。バッテリーは、乾電池式ではなくリチウムイオンバッテリーを内蔵するタイプになっています。
リチウムイオンバッテリー内蔵式になることで電池の交換は必要無くなり、小型軽量化もできて便利な反面、善し悪しもあります。これまでの乾電池式ならエネループなどを使う事で何年も使う事ができましたが、リチウムイオンバッテリーは3年程度で劣化してしまうため、製品サイクルはこれまでよりも短くなるでしょう。
近年のApple製品の構造から推察すると、恐らくこれらもバッテリーの交換には専用工具や接着剤の剝がし作業が必須になるでしょうから、素人がバッテリー交換するのはかなり敷居が高そう・・・。これまでのように、10円玉でフタを開けてエネループを交換するというわけにはいきません。
新しい「Wireless Keyboard」の背面図を見てみると、これまでのモデルにあった乾電池を収納するスペースが無くなっていることが分かります。
これでどうやって傾斜を付けるのか、斜めにカットされた背面デザインになるのか?Apple Wireless Keyboardとしては初めてのモデルチェンジとなり、良くも悪くも製品化されるのが楽しみなところです。
- Via Dave Zatzさん
- Via SlashGear
- Via Mac Rumors