iFixitが、新しく登場した「Magic Keyboard」「Magic Trackpad 2 」「Magic Mouse 2」の分解レポートを公開しています。
気になるのは、リチウムイオンバッテリーの交換が可能かどうかという点。
分解レポートによると、組み立ては3製品共に強力な接着剤が使用されているので、底蓋を外すのはかなり厄介ですが、「Magic Keyboard」と「Magic Trackpad 2 」については、iPhoneやMacBook等と比べて構造が単純なので、バッテリーの交換作業自体はそれほど難しくは無さそう。ただ、「Magic Mouse 2」については、使い捨て前提で考えた方が良さそうです。
Magic Keyboardのバッテリー
接着剤を温めながらゆっくり下のパーツを剝がすと、いきなりバッテリーにアクセス可能。
ただしこの接着剤がかなり強力で、素人が安易に手を出すとキーボード自体を破壊してしまう 可能性が高いとのこと。
バッテリーも接着剤で貼り付けられていますが、比較的簡単に交換可能。
バッテリー容量は793mAh。
キートップはこれまでと同じで、一応は交換可能。
でも、ツメが折れやすいのでややリスキーな作業になります。
Magic Trackpad 2 のバッテリー
こちらも同じく、強力接着剤で貼り付けられています。
裏蓋を剝がすと、そこにバッテリーが貼り付けられているという構造。
またまたバッテリーを強力接着剤 から剝がして、コネクターを抜けば交換可能になります。
バッテリー容量は2024mAh。
Magic Mouse 2のバッテリー
上記の2製品とは違い、こちらはかなり厄介な構造になっています。
強力接着剤の底蓋を外して、ツメを外して開くとバッテリーが見えますが、このままでは交換不可能。さらに、ロジックボードを外してからやっとバッテリーを取り出すことができます。
ここまで面倒な理由は、バッテリーがLightningポート一体式になっている為。
Lightnigポート一体式ということでバッテリー自体の価格も高そうですし、作業も厄介なので工賃も高そうな予感。
バッテリー容量は1986mAh。
実質バッテリー交換不可能なマウスとして、バッテリーが劣化するまで使うとしても、使用期間3年〜4年が限界かも。
- Source Magic Keyboard Teardown
- Source Magic Trackpad 2 Teardown
- Source Magic Mouse 2 Teardown
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