AppleがGoogle Playでリリースした、AndroidからiOSへのデータ移行ツール「Move to iOS」は、Appleによって新規開発されたのではなく、既にリリース済みのツールをOEMとして再リリースしただけだということが、とあるブログの指摘により明らかになりました。
その元ネタとなったツールは、Media MushroomというイギリスのデベロッパーによってGoogle PlayとApp Storeで無償提供されている「Copy My Data」というデータ移行ツール。
Phandroidの指摘によると、この「Copy My Data」と「Move to iOS」とは全く同一のアプリであるということです。リリースにあたってUIのグラフィックなどを差し替えただけで、内部コードはそのまま使用していることも判明しています。
「Move to iOS」に関しては、リリース直後からユーザーレビューに否定的な意見が大量に集まるなど、どうもAndroidファン(もしくはアンチApple)から敵視される傾向があり、だからこそ今回の件が発覚したと考えると、怪我の功名といえるかもしれません。
- Source Phandroid
- Via Appleinsider