広く一般ユーザー向けにパブリックベータテストを行ったにも関わらず、正式リリース後も様々な不具合が発見されている「OS X El Capitan 10.11」に、早くも修正アップデートの提供が開始です。
しかし、今回の「OS X El Capitan 10.11.1アップデート」では、メールやMS Office 2016の動作改善と、150種類の新しい絵文字の追加など、小さい変更が加えられたのみ。各種アプリの互換性対応もまだまだという状況で、本格的にYosemiteから移行するにはまだまだ時期尚早という感じ。
また、10.11から10.11.1に修正アップデートをするだけでもどんな不具合が発生するか分からないので、アップデートの前には、念のためTimeMachineでバックアップを作成した方が良さそうです。
OS X El Capintan 10.11.1 リリースノート
- El Capitanにアップグレードする際のインストーラーの信頼性が向上
- MS Office 2016との互換性が向上
- メールに送信サーバーの情報が表示されない問題を修正
- メールでメッセージおよびメールボックスが表示されない問題を修正
- 特定のAudio Unit プラグインが正常に機能しない問題を修正
- Voice Overの信頼性向上
- Unicode 7.0/8.0をサポートする150種類の絵文字が追加
先日、「Path Finder」が、OS X El Capitan 10.11での互換性を向上させたバージョン7.2.1をリリースしましたが、このバージョンでも、リスト表示時のファイル複数選択でフリーズする問題が解消されていませんでした。
追記:OS X El Capitan 10.11.1にアップデートしたところ、どうやらファイル複数選択でフリーズする不具合は改善されたっぽいです。バージョン7.2.1にしたのにフリーズする人は、OS Xを10.11.1にアップデートしてみて下さい。