「iOS 9.3」より、メモの1つ1つにパスワードロックをかけることができるようになりました。ロックをかけているメモは解除するまで表示されないので、第三者に内容を読まれる心配が無くなります。
ロック解除にはTouch IDも使えるので、セキュアでありながら利便性も損なわれません。誰にも見られたくない文書を手軽に保管するのに良さそうな機能ですね。この機能を使いたいが為に、Evernoteなどサードパーティ製のメモアプリから、標準のメモに回帰するのもアリかも。
メモをロックする
使い方は、まずメモの右上にある共有アイコンをタップします。
メニュー項目にある「メモをロック」をタップします。
するとパスワードの入力画面が出るので、設定したいパスワードを2回入力して完了をタップします。
相当な機密文書でも無い限りは、そこまで凝ったパスワードにしない方が良いでしょう。(どっちみちロック解除にTouch IDを使うから)
ちなみに、パスワードはメモ1つ1つに設定するのではなくて、メモアプリ全体で1つのパスワードを併用することになります。
パスワードを設定すると、右上に鍵のアイコンが出現します。
デフォでは開錠された状態ですが、これをタップするとロックがかかります。
メモのロックを解除する
ロックがかかったメモを開こうとすると、こんな画面が出ます。
ロックを解除するには、上の鍵アイコンかメモを表示のリンクをタップします。
Touch IDで指紋認証するか、設定したパスワードを入力するとロックは解除されます。
メモのパスワードを変更する
設定したパスワードを変更するには、設定 > メモ > パスワード から行えます。
パスワードを変更するには、古いパスワードの入力が必要です。
古いパスワードを忘れてしまった場合はパスワードをリセットすることができますが、既にロックがかかっているメモについては、新しいパスワードでは解除できません。