パスワード管理アプリ「1Password for iOS」のバージョン5.5がリリースされ、細かい部分で幾つか新機能が追加されました。これによって、これまでよりも格段に使いやすいアプリになっています。
1つは、マスターパスワードの入力画面にTouch IDアイコンが付いたこと。
これまでは、Touch IDの認証で失敗した際、キーボードでマスターパスワードを入力するか、アプリを再起動する必要がありましたが、これからは、Touch IDアイコンをタップすればTouch ID認証が再び行えるようになります。
もう1つは、パスワード保管庫の切り替えアイコンが左上に付いたこと。
仕事用やプライベートなど、使用用途によってパスワード保管庫を複数に分けている場合でも、即座に切り替えが行えるようになります。
また、設定 > セキュリティ から「終了する際にロック」をオフにすることで、アプリをスイッチした際にロックされない設定が行えるようになりました。内蔵ブラウザ以外のブラウザやアプリに、ログイン情報を入力する際などに非常に便利です。
この他、アプリに内蔵されているブラウザの1Browserにおいて、httpsを使用していないサイトにログイン情報を入力しようとすると警告が表示されるようにもなっているようですが、これについては未確認です。(最初からhttpsじゃないサイトでは表示されないっぽい?)
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