iPhoneのモデルチェンジ周期が2年→3年に延長、今後はハード開発よりサービス拡充にシフト

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今後、iPhoneのフルモデルチェンジのサイクルが2年→3年になると日経が報じました。その根拠として、「iPhone 7」と「iPhone 8」の存在が挙げられています。

これまでの製品サイクルであれば、「iPhone 6」から「iPhone 6s」 を経て、ナンバリングが変更された「iPhone 7」ではフルモデルチェンジ!!となるはずですが、「iPhone 7」はカメラの性能向上、3.5mmジャックの廃止、耐水性やバッテリーもちが向上する程度で、外観やディスプレイはそのままというアップグレードに止まる予定となっています。

その一方で、2017年発売予定の「iPhone 8」では、有機ELディスプレイや高性能小型モーターの採用により、画面を振動させることで新しい操作感覚を盛り込むなど、革新的なモデルチェンジが行われることから、フルモデルチェンジは2017年までお預けに。

今回、フルモデルチェンジが3年サイクルになってしまった理由としては、ティム・クックのイマジネーションがネタ切れした・・・という訳じゃなく、スマホ市場が成熟(停滞)してきたため。

正式発表すらされていない現時点で、既に、“「iPhone 7」を買うにしても「iPhone 8」の発売を待って安くなってから買えば良いじゃん感”がある辺り、そういうことでしょう。

今後は端末販売台数がさらに伸び悩むことが予想されることから、ハードウェアの頻繁なモデルチェンジを行うよりも、有料コンテンツやSiriの機能向上などAppleならではのサービスの拡充にシフトしつつあるようです。

製品サイクルの変更は、サプライメーカーやサードパーティにも影響を及ぼしますが、iPhoneを3年間使用することになれば、保護ケースなどのアクセサリーメーカーは儲からなくなる一方で、リペア業者は今より儲かるでしょうね。

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