Apple、中国のスマホ市場で5位に転落、OPPOとVivoの台頭が影響

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市場調査会社のcanalysが、中国のスマートフォン市場の移り変わりをグラフで分かりやすく解説しています。

Smartphones sell china2015 2016

これは、2015年と2016年のスマートフォンの販売台数をグラフ化したもので、それによると、Appleは2015年の時点ではシェア3位でしたが、2016年になってからシェア5位に転落していることが分かります。

先日報道された、Appleが「iPhone SE」をインドで組み立てる(インド市場で売っていくために)というニュースも、これを見ると納得がいきますね。

中国のスマートフォン市場は、2015年の時点ではXiaomiが1位、Huaweiが2位、Appleが3位で、この3社がシェアをほぼ独占していましたが、2016年になってから激変。OPPOとVivoが急成長して1位のHuaweiに肉薄するまでに。その結果、中国のAppleとまで言われたXiaomiが4位に、Appleが5位に転落しました。

OPPOVivoはどちらも中国メーカーで、Oppoは機能重視の端末を、Vivoは高スペックな端末を販売するのが特長。ネット販売重視で安さを売りにするXiaomiやHuaweiと違い、ブランド力を高めるために実店舗での販売にも力を入れているそうで、どちらかといえばAppleに近いものがあります。(端末のデザインもiPhoneに非常に似ている)

わずか1年でシェアがひっくり返ってしまう、中国のスマホ市場。
Appleは生き残れるでしょうか?

ちなみに、中国で売れ筋のスマホは5インチ以上の大型モデルだそうです。

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