「iPhone 5s」より搭載されることになったTouch IDボタンは、ロジックボードと紐付けされています。故障などによってTouch IDボタン単体で交換した場合、指紋認証が使えなくなりますが、一応ホームボタンとしては機能していました。
しかし、「iPhone 7」や「iPhone 7 Plus」では、Touch IDボタンをロジックボードとセットではなく単体で交換した場合、ホームボタンとしても使えなくなるということが判明。
Assistive Touchの設定によっては完全に操作不能になる可能性もあります。
「iPhone 7」だけに限りませんが、Touch IDボタンが故障した場合は、DIYまたはサードパーティーの修理屋で安価に修理することはできず、Appleの公式修理サービスを受けることが前提となります。保証対象外の場合は、「iPhone 7 Plus」で39,800円、「iPhone 7」が35,800円と、かなり高額の修理費用を請求されることになります。
Touch IDボタンだけが故障するケースはかなりレアだと思いますが、故障した場合、機種によっては買い換えた方が早いかも。
- Source Motherboard
- Source iFixit