ランサムウェア「WannaCry」北朝鮮やグリーンランドでも感染PCあり

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今話題のランサムウェア「WannaCry(WannaCrypt)」。
Windows 10以前のバージョンに存在するSMBサーバーの脆弱性を突いてPCを暗号化、解除料としてビットコインを要求するというもので、MacやWindows 10を使っている場合は特に問題はありませんが、世界中で猛威を奮っています。

上の画像は、その「WannaCry」に感染したPCを可視化したマップです。
過去24時間でソートしたらこんな感じになりました。 

Windowsが稼働している国の殆どで感染が広がっていることがわかります。

特に多いのが、北米、欧州、ロシア、インド、東南アジアあたり。
それだけWindowsが稼働しているということでしょうか。

地味に北朝鮮も感染しているのがちょっとおもしろいですね。
北朝鮮製の独自OSを使わずに、Windowsを使ってるのがバレてるっていう。 

僻地としては、グリーンランド(地図上部の黒い大陸)に1台だけ感染しているPCがあります。

氷で覆われた僻地の内陸部で稼働するPCにも感染するなんて、ちょっとロマンを感じますが、多分、放置されてるWindowsサーバーでしょうね。誰に知られることもなく感染して身代金を要求されているが払うやつは居ないという僻地のPC。

ニュース番組でも取り上げられるほど話題にはなっていますが、実は日本ではあまり感染率が高くないそうです。その理由は、ルーターを利用している人が多いから。スマホが普及したことでWi-Fiルーターを導入する人が多くなったのが影響しているんでしょう。

また、Windows 10以前のバージョンにも修正パッチが提供されているので、それを適用することで感染を防げます。

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