「iOS 11 ベータ1」と「iOS 10.3.2」をインストールした同じ機種のiPhoneを2台用意して、それぞれの機種でスピードテストを行った動画がYouTubeで公開されています。
実施されているのは、起動してホーム画面が立ち上がるまでのスピード、アプリの開くスピード、Geekbench 4によるベンチマークテストなど。「iOS 11」はまだ”ベータ1”ということを考慮して、参考程度に見るといいかもしれません。
まずは、起動スピードですが、こちらは「iOS 10.3.2」の方が圧倒的に早いという結果になっています。また、Geekbench 4によるベンチマークテスト結果でも、かな〜〜り微妙ではありますが「iOS 10.3.2」の方が良いスコアがでています。
次に、CPU / UX / 3Dグラフィックの3項目で算出されるAntutuベンチマークテストのスコアは、機種によって変動がみられます。
「iOS 11 ベータ1」の方が良いスコアが出る機種もあれば、逆の機種もあり。
例えば「iPhone 7 Plus」だと「IOS 10.3.2」の方が良いスコアですが、「iPhone 7」の場合は「iOS 11 ベータ1」の方が良いスコアが出ています。
多機能になり便利になった「iOS 11」ですが、まだまだベータ1ということで、パフォーマンス的には「iOS 10.3.2」に劣る部分もみられました。
もしかしたら「iPhone 8」に最適化されているのかもしれませんが、これから正式リリースの秋までに調整が加えられて、旧機種でのパフォーマンスの向上にも期待したいところです。