「iOS 11」と「macOS High Sierra」の正式版リリースについて。
といっても、殆どの人が様子見しそうな流れですが、一応。
「iOS 11」の正式リリースは日本時間で9月20日(水)の午前2:00より、「macOS High Sierra」の正式リリースは9月26日(火)の午前2:00より行われます。
「iOS 11」では、32bitデバイスの「iPhone 5」「iPhone 5c」「iPad 4」サポートと、32bit iOSアプリのサポートが完全廃止され、App Storeが一新されました。
先日リリースされた「iTunes 12.7」で、iOSアプリの管理・同期機能が無くなった理由としてささやかれているのが、「iOS 11」の一新されたApp Storeの存在と、32bitアプリのサポート廃止です。
iOSデバイスのApp Storeだけで運用させることで、App Storeからは削除されてしまったiOSアプリを復元して使ったり、旧バージョンに戻すことができなくなります。これまで保存した32bitアプリを「iPhone 8」や「iPhone 8 Plus」に同期させることも阻止できます。
「macOS High Sierra」は、ファイルシステムがSSD向きのAPFSになっていることが最も大きな変化とされていて、SSDではファイルの転送速度がアップしているようですが、動作しないアプリやスクリプトも出てくると思われるので、現在の環境を壊したくない場合はスルーしたほうが懸命です。
iOSとmacOSのどちらかをアップデートしてしまうと、XcodeやらiTunesやらの縛りで、もう片方もアップデートしなければならなくなるので注意。
iOS 11に対応するiOSデバイス
iPhone
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone SE
- iPhone 5s
iPad
- 12.9インチ iPad Pro (第2世代)
- 12.9インチ iPad Pro (第1世代)
- 10.5インチ iPad Pro
- 9.7インチ iPad Pro
- iPad Air 2
- iPad Air
- iPad (第5世代)
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad mini 2
iPod
- iPod touch (第6世代)
macOS High Sierraに対応するMac
- iMac:Late 2009以降のモデル
- MacBook Pro:Mid 2010以降のモデル
- MacBook:Late 2009以降のモデル
- MacBook Air:Late 2010以降のモデル
- Mac mini:Mid 2010以降のモデル
- Mac Pro:Mid 2010以降のモデル
Macのバージョン確認方法
メニューバーにあるから「このMacについて」を開く。