発売直後から暫くの間品薄状態になっていた「iPhone X」、Apple Storeでは1〜2週間で出荷になるなど、品薄状態は改善されつつありますが、今後はさらに改善され、常に在庫ありの状態になりそうです。
Appleのサプライチェーンに情報網を持つKGIのアナリストKuo氏によると、Foxconnにおける「iPhone X」の1日の出荷台数は、9月〜10月までは5万台〜15万台でしたが、11月末の現在は45万台〜55万台にまで増加しているといいます。
「iPhone X」の人気は256GBモデルに集中していて、64GBモデルなら今でも在庫ありの店があるくらいなので、年内にも需要を満たす十分な数が供給されることになるでしょう。
そんな「iPhone X」の生産を遅らせていたパーツは2つ。
1つはLTEアンテナモジュール、もう1つはTrue Depthカメラのドットプロジェクションです。どちらのパーツも以前より生産が安定して行われるようになったことで、「iPhone X」の出荷台数も飛躍的に向上することになったというわけです。
- LTEアンテナモジュールは村田製作所が供給しています。1〜2ヶ月前よりも生産数が100%上昇しました。
- True Depthカメラのドットプロジェクションモジュールは、LG InnotekとSHARPが供給しています。 1〜2ヶ月前よりも生産数が20%〜30%上昇しました。
- Source Mac Rumors