FoxconnがBelkinを買収、ルーターのLinksysやIoTのWemoも傘下に

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Belkin foxconn

台湾のFoxconn(鴻海科技集団)が、Belkin Internationalを買収してグループ傘下におさめました。

買収額は約8億6,600万ドル。

Belkin Internationalは、35年前に設立されたカリフォルニアの企業で、Belkin、Linksys、Wemo、Phynといったブランドの製品を販売しています。Appleファンにとっては、そこそこブランド力のあるアクセサリーメーカーとしても有名。iPod全盛期からブランド力を高めて、現在もiPhoneやApple Watch関係の周辺機器で存在感を示しているメーカーです。

Foxconnといえば、SHARPを買収したことで一般に知られることになりましたが、iPhoneユーザーにとっては、iPhoneの組み立てを行っている企業として知られています。

工場内で撮影されたと思われる写真など、数多くのiPhoneリークの流出元となることもあり、最新モデルの機密情報をいち早く知ることができる立場にあります。今後は、最新モデルの保護ケースや周辺機器などが、Belkinから真っ先に発売されたりするかもしれませんね。

Linksysについては、いつの間にかBelkin傘下だったものが今度はFoxconn傘下になって・・・もうよく分かりません。シスコのルーターだった頃のイメージが強いですが、2013年にBelkinによって買収されていたようです。更に今度はFoxconn傘下のルーターということで、まあ忙しいこと。

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