Amazonが、4月12日(金)よりプライム会員の料金を値上げしました。
既存のプライム会員は、5月17日以降の更新時から適用されます。
料金はどれだけ上がったのか?
月額料金は400円→500円になり、100円の値上げ。
年間料金は3,900円→4,900円になり、1,000円の値上げとなります。
日本でAmazonプライム会員のシステムが導入されてから、価格が改定されるのははじめてのこと。
この値上げでどう変わるでしょうか?
Amazonプライム会員が開始された当時は、配送時に「お急ぎ便」が選択できるという特典のみでした。
その後、「日時指定」ができるようになったり、Amazonプライム会員限定の「タイムセール」が開催されたりといった買い物に関する特典が増えていきます。
さらに「プライム・ビデオ」と「Amazonミュージック」が開始されると、Amazonプライム会員になるメリットは右肩上がりに。そして、この「プライム・ビデオ」と「Amazonミュージック」のラインアップが充実してくると、多くの人がこちらをメインとして扱うようになり、従来のメリットだった「お急ぎ便」は、今はついでのオマケのような存在となっています。(ネット通販を取り扱う配送業者のキャパオーバー問題もあり、そこまで急がない人が増えたという事情もあります)
今回の値上げは、こういったコンテンツを今後も拡充させていくために決断したとのこと。
今回の値上げは高いか安いか?
米Amazon.comの119ドルと比較すると・・・かなり安いです。
(米Amazon.comは2018年5月に99ドル→119ドルに値上げされた)
ただ、日米でコンテンツに差異があるので、単純に価格だけで比べた場合の話ですけどね。
サービスで覇権を取ってコンテンツが充実してくると、その分価格に反映される・・・というのはインターネットあるあるで、当然考えられたこと。Netflixしかり。
月間500円でも、年間なら月々あたり408円で収まるので、そう考えるとまだまだ安いんですけど、兎にも角にも月々100円の値上げとなるわけで、「Amazonプライム・ビデオ」に関しては、映画をもっと増やして欲しいというのがあります。
あと、アプリからだと関連作品を掘っていくのがめちゃくちゃ面倒なので、監督や出演者をリンクにして関連作品に飛べるようにしてほしいですね。
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