先日、App Storeのアプリや課金の値上げが行われたのに続いて、Apple Musicの個人とファミリープランも値上げされました。それぞれ100円と200円の値上げで、音楽サブスクとしてはSpotifyよりも100円高くなります。
主要な音楽サブスクは配信されている楽曲がほとんど同じなので、価格や使用感でサービスを選択している人が多い中、今回のApple Musicの値上げは、ユーザーの動向に変化を及ぼすことになりそうです。
なお、Voiceと学生プランは価格据え置きです。
Apple Musicの料金
- Voice:480円(据え置き)
- 学生:580円(据え置き)
- 個人:980円 → 1,080円(100円↑)
- ファミリー:1,480円 → 1,680円(200円↑)
個人プランは100円値上げ、ファミリープランは200円値上げ。
Spotifyの料金
- スチューデント:480円
- スタンダード:980円
- デュオ:1,280円
- ファミリー:1,580円
価格で比較すると、Spotifyの方が100円安くなります。ただ、Apple MusicはiPhoneやAirPods、Beats製品、HomePod miniなどを新品購入すると、Apple Music 6ヶ月無料特典が利用できるというお得な一面もあります。
Apple Music 6ヶ月無料特典について
- iPhone、AirPods、Beats製品、HomePod miniを新品で購入すると受けられる特典
- デバイスをApple IDでアクティベートしてから90日以内に申し込む必要がある
- Apple Musicに新規登録するユーザーのみ対象
- 契約は自動更新され、6ヶ月終了後は通常の料金が発生する
また、今回のApple Musicの値上げにともない、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+がセットになったApple Oneも値上げされています。
Apple Oneの料金
- 個人:1,100円 → 1,200円(100円↑)
- ファミリー:1,850円 → 1,980円(130円↑)
値上げされたApple Musicを単体で契約するくらいなら、Apple Oneに申し込んだ方がトータルでお得な感じにはなりました。
なお、iCloudの価格は、2022年10月26日現在は変更ありません。
iCloud +
- 50GB:130円
- 200GB:400円
- 2TB:1,300円
Apple Musicは代替のサービスがありますが、iCloud+はiPhoneの自動バックアップ用途としてシステムに組み込まれているので、他社のクラウドストレージでは完全な代替サービスにはなりません。iCloud+だけは値上げされずに、このままの料金を維持してもらいたいですね。