日本のAmazonプライムもとうとう値上げです。
新料金は7月24日から適用され、月額600円、年額5,900円になります。
値上げの理由は、配送コストの上昇。
その上昇分をプライム会員の料金に転嫁することで補うということです。
年額の場合は1,000円の値上げとなりますが、1ヶ月換算で491.6円ということで、許容範囲内での値上げという肯定的な意見が多くみられます。
昨年、燃料費の高騰などが表面化してきた頃より「いつか値上げされるんだろうな」というのが漠然とありましたが、食料品や各サービスが値上げに踏み切る中、プライム会員料金はかなり長い間値上げされずに維持されたなという印象があります。
そして、プライム会員の料金について語られる時に必ずといっていいほど比較対象になるのが、Amazon USでのプライム会員の料金です。現在のAmazon USのプライム会員の料金は、月額14.99ドル、年額139ドルとなり、日本円に換算すると年額で約2万円となります。
それと比べると日本のプライム会員料金は「かなり安い!」となるわけですが、日米の通貨価値や給与水準の違いを考えると、実はそこまでの差はありません。
これまで通り年額で契約するか、プライムビデオに気になる作品が追加された時だけ契約して視聴するか。現在、Amazonプライム会員になっている人は、次回の契約更新時より値上げ後の価格が適用されます。
- Source 日本経済新聞