米中貿易戦争が激化する最中に、不運にも発売が重なったHuaweiのニューモデル「P30」シリーズ。
そのまま在庫の投げ売りが始まるか!?と思いきや、各社は発売延期をすることでしばらく様子見を行うようです。
5月24日に発売を予定していたHuaweiの最新スマートフォン「P30 lite」について、取扱いを行う各キャリアは、発売延期と予約受付の停止を発表しています。
発売延期を発表したのは「P30 lite」を取り扱うUQ mobileとYmobile、「P30 lite Premium」を取り扱うauそれぞれが、予約受付の中止と発売延期を明らかにしました。
追記:2019/05/23 0:28
楽天モバイルも「P30 lite」の予約中止と販売延期を発表しています。
どのキャリア・MVNOも発売時期については未定としています。
また、ドコモが夏モデルとして独占販売予定だったフラッグシップモデルの「P30 Pro」についても、発売延期を検討中とのこと。
そんなこんなで、力技をつかってHuaweiを弱体化させようとするアメリカですが、最大のライバルであるHuaweiが弱体化した場合、iPhoneユーザーにも少なからず影響は出てくるでしょうね。
一番の影響は、iPhoneの販売価格かもしれません。
Huaweiの台頭とそれに合わせて、iOSの計画的陳腐化問題が明らかになったことによるAppleに対する不信感の高まり、2018年モデルの魅力の欠如によって販売不振に陥ったiPhoneですが、その反省をいかしてか2019年モデルはちょっと廉価モデルにも力を入れているようです。
iPhone XRの後継機は結構期待できそうですし、iPhone 8をさらに値下げして販売継続するとも伝えられていて、リーズナブルな買い替えモデルとしても良さげ。
iPhone X以降のハイエンド高級志向だった姿勢が崩れたのは、紛れもなくHuaweiの存在があると思います。
そのHuaweiが弱体化すると・・・
Appleがまた調子に乗り出すかも?
Huaweiがんばれ。