米中貿易戦争を受けてアメリカの企業から一斉に手を引かれたHuawei。
ソフトウェアとハードウェアの両面で四面楚歌になってしまいました。
そのタイミングで発売されることになった最新モデルの「P30」シリーズ。
たぶん投げ売りされるだろうから、それを安く買ってナビやデジカメ用途で使うぜ〜〜!と考えていた方も多いと思いますが、世の中そんなに甘くはないようです。
ドコモ、au、ソフトバンク、その傘下のサブブランド、その他のMVNOは、一連の騒動を受けて「P30」シリーズの取扱を停止しました。また、家電量販店のヤマダ電機とノジマ、さらには、Amazon.co.jpでも取扱いが停止されています。
つまり、投げ売りできる在庫すら無い状況。
ただ、ビックカメラとヨドバシカメラではHuaweiのスマホの取扱は停止されておらず、最新モデルの「P30」と「P30 lite」(SIMフリー版)も普通に販売されています。
価格をチェックしてみると、ビックカメラとヨドバシカメラの両方で同価格。
「P30」が84,110円(税込み)で10%還元。
「P30 lite」が35,510円(税込み)で10%還元。
当然、投げ売り価格ではありません。
それでも「P30 lite」は安いですけどね。
Googleは、すでに発売済みのHuaweiのスマートフォンはサポート対象であることを明らかにしていますが、この「P30」シリーズはどうなのか?サポート対象なのか気になるところですが、Huawei Japanのプレスリリースによると、“日本で今回発表したスマートフォン、タブレットにおいて、その使用、今後のセキュリティアップデート、アフターサービスなどが影響を受けることはありません。安心して、ご購入、ご使用ください。”とあります。
つまり「P30」シリーズはギリギリOKみたいですね。
でも、一般的にスマートフォンの使用年数は2年前後、人によっては3年以上とかなり長期になります。
Huaweiが2年後、3年後にどうなっているのかを予想できる人は存在しないでしょう。
それを考えると、手を出せても安い「P30 lite」まで。
高価な「P30」「P30 Pro」については、手を出すのはやめておいたほうが・・・。
- Source 華為技術日本株式会社のプレスリリース