Appleが、デバイスの画面内で指紋認証ができるようになる「次世代Touch ID」に関する特許を取得。
超音波式ではなく、光学センサーを使用して指紋を読み取る方式になることが明らかになりました。
今後、様々なAppleデバイスで採用されることになりそうです。
指紋認証といっても様々な読み取り方式があって、これまでのTouch IDは、指紋の凹凸による静電容量の変化を検出する静電容量式。その他、画面内指紋認証では、超音波によって指紋を検出するというQualcommの超音波式3D Sonic Sensorがあります。
この光学センサーを用いたTouch IDの技術は、実はすでに16インチMacBook ProのTouch IDボタンとして採用されているということで、その精度には問題はなさそうですが、新型iPhoneではどうなるでしょうか?
Appleが、次世代iPhone向けの超音波式指紋スキャナーをQualcommと共同開発しているという噂が台湾のサプライヤーから出ており、新型iPhoneの画面内Touch IDには、超音波式が採用されるという説が有力となっています。
また、同じサプライヤーからの噂として、2020年に登場するiPad Proに画面内Touch IDが搭載されるかもしれないという話もあります。
というわけで、2020年モデルのiPhoneやiPad Proには画面内Touch IDが搭載されるとしても、今回の光学センサーを使ったものになるかどうかは、ちょっと微妙な感じ。
iPhoneやiPadは超音波式に。
今回の光学センサー式は、Apple Watchなどのデバイスに採用されるといった具合に、使い分けがされれることも考えられています。
反応が速い方を採用して欲しいですね。
- Source Patently Apple