モバイルフレンドリーになったiCloud.com、iPhoneからは一部機能のみ

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ICloudcom Webbrowser 01

iCloud.comが、iPhoneやAndroid、iPadに対応しました。

これまでは、iPhoneやiPadからアクセスしてもPC向けの表示しかされなかったiCloud.comですが、新しくモバイルフレンドリーな表示が行われるようになっています。

iPhoneやAndroidのWebブラウザからアクセスした場合は、スマートフォン向けの表示となり、「写真」「メモ」「リマインダー」「iPhoneを探す」が利用できます。

スマートフォン向けの表示で使いやすくはなっていますが、使える機能は限定されており、「カレンダー」や「iCloud Drive」などはiPhoneやAndroidから利用することはできません。

正直な所、iPhoneからだとiCloud.comって、ほぼ使わないですよね。

Androidからならそれなりに意味はありそうですけど、それでも使える機能がかなり限定されているので、完璧とは言い難い。

その一方で、iPadの方はMacやPCからアクセスした時と同じで、全ての機能が使えます。(Pages、Numbers、Keynoteを除く)

iOSとiPad OSとの差別化でしょうか?
それとも、各機能のインターフェイスがまだiPhone向けに出来ていないだけ?

ICloudcom Webbrowser 02ICloudcom Webbrowser 03

iPhone、Androidからアクセスした場合

  • 写真
  • メモ
  • リマインダー
  • iPhoneを探す

iPadからアクセスした場合

  • 写真
  • メモ
  • リマインダー
  • iPhoneを探す
  • iCloud Drive
  • カレンダー
  • メール
  • 連絡先
  • 友だちを探す

とはいえ、ブラウザからiCloud.comを利用する機会は、そう多くはありません。

iPhoneを販売しているAppleが、今回のモバイルフレンドリーな仕様に変更するまでに8年間もかかったというのが何よりの証拠でしょう。

ブラウザからiCloud.comを利用する機会を想像すると、まず思いつくのは、iPhoneが紛失または盗難された時です。

ICloudcom Webbrowser 04

iCloud.comから「iPhoneを探す」を使って位置情報をチェックしたり、音を出して場所を特定したり、ロックをかけたりデータを消去したりといった遠隔操作が行えます。

それ以外ではあまり使う機会は無いと思いますが、何かあった時はまずiCloud.comにアクセスしてみるといいかもしれません。

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