「iOS 14」のアプリ切り替え、iPadっぽいグリッド表示に変更

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IOS14 AppSwitcher 02

「iOS 14」におけるiPhoneアプリの切り替えは、iPad OSライクなものに変更されるようです。

これは、内部の開発者向けにテストされている「iOS 14」のリーク動画によって明らかになったもので、これまでのマルチタスク機能(App Switcher)では、バックグラウンドで動作しているアプリの一覧が1列に重なって並ぶ「デッキ」タイプでしたが、「iOS 14」では、2列に綺麗に並んだ「グリッド」タイプに変わっています。

グリッド表示の視認性はかなり良く、バックグラウンド動作中のアプリがひと目で分かります。

グリッド表示はiPad OSのマルチタスク機能と似ていますが、iPhone向けに再設計されており、画面下にDockは表示されません。

ジェスチャー操作はこれまでと同じで、画面を上にゆっくりスワイプしてマルチタスク機能に切り替え、アプリのスクリーンショットを上にスワイプしてバックグラウンド動作中のアプリを終了。

IOS14 AppSwitcher 01

この動画で使用されているのは、iPhone 11 Pro Max。
画面内に4つのバックグラウンドアプリを表示できます。

マルチタスク機能(App Switcher)の設定項目もあり、これまでの「デッキ」と新しい「グリッド」を選択できるようです。なお、iPhoneを横にしたランドスケープモードでのマルチタスク機能がどうなるかについては、今回の動画では言及されていません。

この他、「iOS 14」の新機能としては、システムアプリをサードパーティアプリに変更できるようになるという話があります。デフォルトのWebブラウザやメールアプリを、iOSの標準アプリから任意のアプリに変更できるというもので、SafariをFirefoxに変更したり、メールをOutlookに変更したりといったことが可能になるそうです。

アプリからWebブラウザやメールを開く時に、設定したアプリで開くことができるようになります。

この「iOS 14」は、6月に開催されるWWDC 2020で発表され、ベータ版の提供が開始。9月の「iPhone 12」発表イベント直後より正式リリースが行われる予定です。

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