光回線などの固定回線の解約料も下がる?
総務省が、インターネット回線の解約時の違約金について1ヶ月分のサービス利用料を上限とすべきだとして、パブリックコメントの募集を8月18日まで行っています。
9月に最終報告をまとめる方針で、2021年度内に改正が行われる見通しとなっています。
携帯電話の料金についてはかなり改善され、解約も転出も転入も無料に変わり、一昔前のバカ高い解約料や事務手数料は何だったんだ?というレベルになりましたが、固定回線もそんな感じになるのでしょうか?
現在の固定回線の契約では2年縛りの契約条件が多く、途中で解約すると「解約清算金」という名の違約金を支払うことになります。解約清算金・・・恐ろしい名前ですね。うっ・・・。
それでも以前よりは減額されていて、契約している期間によっても変わりますがだいたい数千円程度になっています。意外にもそんなに高額というわけではありませんし、契約期間によっては無料になることもあります。
しかし、戸建ての光回線の場合は「回線撤去工事費」が別途かかります。
これが結構な高額で、だいたい1万円程度。
ただ、回線をそのまま残すこともできて、その場合は回線終端装置(ONU)のみの撤去となり、無料で解約することもできます。光ファイバーは家に残ったままになりますが、同じ光回線と再契約する予定であれば回線を残す選択肢もあるということです。
ちなみに、(工事に来た人によると)光ファイバーは切れるまで半永久的に使えるということでした。いや、その切れる時期が知りたいんだけど・・・。
というわけで、仮に途中解約時の違約金が1ヶ月のサービス料を上限とする変更が行われたとしても、光回線の解約には回線撤去工事関係でお金がかかるよという話でした。
- Source 朝日新聞デジタル
- Source 総務省