2020年11月にM1 Macが登場してから、1年以上が経ちました。
これまでに、多くのmacOSアプリがAppleシリコンに対応していく中、一応のメジャーアプリでありながらもAppleシリコンへの対応を黙秘し続けてきたDropboxですが、2022年1月になり、やっとこさAppleシリコン対応版がリリースされました。
まだ正式リリースではなくベータ版の提供となりますが、バージョン140.3.1903ではAppleシリコンで動作するアプリに変わっている事が確認されています。
M1 Mac対応のDropboxベータ版をインストールするには?
- dropbox.comにログインする
- 右上にあるアカウントアイコンからメニュー表示
- 設定に進む
- 全般タブにある下の方に「先行リリース」という項目があるので、そこをONにする
この設定を行うことで、ベータ版のアップデートが可能になります。
ただし、Dropboxのクライアントアプリのアップデートは自動で行われるので、手動でアップデートすることはできません。今回のアプリはベータ版の為、ダウンロードすることもできず、アップデートが自動で行われるのを待つことになります。Dropboxによると、先行リリースをONにしてから24時間以内にはベータ版のアップデートが適用されるとのこと。
バージョン表示が140.3.1903になっていれば、Appleシリコン版へアップデートされたことになります。
それはいいのですが、久しぶりにDropboxにログインしたら人間であることを証明するためのクイズが出題されました。
まーた車か?船か?と思ったら・・・
ちょっと目と頭を使うやつ!
このサイコロクイズが普及しはじめたら、ちょっとダルいかも。
Appleシリコン版のDropboxはどう?
これまではIntel Mac版のみの提供だった為、M1 Macで動作させると、アプリの起動に時間がかかっていました。Appleシリコン版なら起動も速い・・・はず。はず、というのは、まだAppleシリコン版を試せていないからです。アップデートがリリースされたら追記します。
(追記する予定地)
ちなみに、現在のDropboxのクライアントアプリは、ユニバーサルアプリではなくIntel版で提供されています。M1 Macでは、それをRosetta 2でエミュレーション動作させているから遅いというわけです。今回ベータ版がリリースされたAppleシリコン版もユニバーサルアプリではなく、Appleシリコンのみで動作するアプリになります。正式版ではユニバーサルアプリとしてリリースされるのかもしれませんが、現状ではIntelとAppleシリコンで別のアプリとなっています。
- Source Dropbox
- Source Mac 版 Dropbox アップデート