macOS Monterey 12.2にアップデートするのは、もう少し待ったほうが良さそう?
先日リリースされたmacOS Monterey 12.2に関する不具合として、バッテリードレインの症状が報告されています。
バッテリードレインは、ソフトウェアのバグによりバッテリー消費量が激しくなる現象で、iOSではよくある報告ですが、今回はmacOSで発生しています。
MacBook AirやMacBook ProをmacOS Monterey 12.2にアップデートしたところ、翌朝にはバッテリー残量が0%になっていたという報告が複数あがっています。
こうなる原因として、スリープ状態の定期的な解除が指摘されています。
スリープモードにしていても、Bluetoothの電波を拾うために数秒おきにスリープが解除されているらしく、それが原因でバッテリーがじわじわと消費しているとみられています。この報告は、Intel MacとM1 Macの両方で確認されており、ハードウェアの区別無く発生するようです。
@ Apple tweeps: macOS 12.2 breaks something related with bluetooth + sleep/wake. Looking at `pmset -g log`, it seems like it spent all night waking up every few seconds for bluetooth and drained all the battery. [FB9862509] https://t.co/5IF81PVw3P pic.twitter.com/qczeDKD5oX
— João Pavão (@jpavao) January 28, 2022
対策方法としては、BluetoothをOFFにすることが挙げられています。メニューバーから簡単にOFFにできるので、スリープモードにする前にOFFにするのもそんなに手間はかかりません。また、電源を完全にシャットダウンするという手もあります。
どちらにしても、今すぐにはアップデートしない方がいいでしょうね。
今後、macOS 12.3のアップデートが控えているので、それを待つという手もあります。
- Source MacRumors