Googleの開発者向けイベントGoogle I/O 2022で、新型スマートフォンの「Pixel 7」と廉価スマートフォン「Pixel 6A」、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」、そしてスマートウォッチの「Pixel Watch」が発表されました。
今回発表された製品の中で最も注目度の高いものが、Googleのオリジナルブランドとして初のスマートウォッチになる「Pixel Watch」。事前に謎のリークがありましたが、どうやらあれは本物だったようです。
ステンレス製で丸形の本体にラウンドエッジの保護ガラス、デジタルクラウンのつまみが付いていて、なかなか触り心地が良さそうなスマートウォッチ。「Pixel 7」と同じ秋頃に発売されます。価格は未定。
気になる機能をチェックすると、まずGoogleのアプリを使うことができます。これは当然の機能ですね。
- Google マップ、アシスタント、Wallet、Google Homeアプリが使える
Googleマップのナビ機能を使ったり、天気アプリで天気予報をチェックしたり、Google Walletで支払いをしたり。アプリを通して「Pixel Watch」で行えます。この辺の機能は「Apple Watch」とあまり変わりません。
「Apple Watch」と大きく違う点として、買収したFitbitのスマートウォッチに搭載されている健康・フィットネス管理機能の統合があります。
- Fitbitの健康・フィットネス機能を搭載する
Fitbitの機能がどれだけ使えるのかについては、まだ明らかにされていませんが、FItbitは2021年にGoogleによって買収・子会社化されているので、全ての機能が「Pixel Watch」でも使えるようになりそうです。
アクティビティの活動記録から、心拍数、血中酸素濃度、睡眠の質、体温の測定(皮膚温度)までできるということになります。体温の測定については、今年後半に登場する「Apple Watch Series 8」でも実装される可能性があると噂されています。