製品化されなかった幻のiPhone 7 パープルカラー、上下ステレオスピーカー搭載の計画も

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先日、MagSafe充電器の新色が開発中かも?と試作モデルの写真をアップしていたKosutamiさんが、今度は初代AirPodsが発売される前に開発されていた複数のカラーバリエーション(ブラック、ブロンド、ピンク、レッド、パープル)のプロトタイプの写真を公開。

初代AirPodsは、2016年にiPhone 7と同時発表されたモデルであることから、どうやらiPhone 7の本体カラーと合わせたカラーバリエーションが計画されていたようです。

ここまでは割りとよくある話ですが、iPhone 7のパープルカラーの写真も同時公開され、一部から注目を集めています。

Apple iPhone7 Proto Purple 02
(image: @KosutamiSan)

iPhoneにパープルカラーが登場したのはiPhone 12が初めてですが、実は以前からカラーバリエーションとしてパープルが検討されていたということがわかります。

さらに注目すべき部分が、外装パーツの上部にあるスピーカー穴です。

Apple iPhone7 Proto Purple 03

iPhone 7のカラーバリエーションはこんな感じ。
さらに追加でレッドがありました。
記憶からは綺麗さっぱり抜け落ちていますが、ツヤツヤブラックもあったんですね。

そして、スピーカー穴については、これまでのiPhoneすべてにおいて本体下にしか搭載されていません。

Apple iPhone7 Proto Purple 01
(image: @KosutamiSan)

しかし、こちらのiPhone 7プロトタイプの外装では、本体の上下にステレオスピーカー穴が確認できます。

現在のiPadシリーズのように上下にステレオスピーカーを配置しているスタイルで、もしこれが製品版で実現していれば、iPhone 7本体だけでも、それなりの音量と臨場感で音楽を楽しむことができていたでしょう。

iPhone 7の内部構造を見る限りでは、本体上部にスピーカーを搭載するスペースは存在しないので、あまり現実的ではないということを理解した上で、こういう計画があったという事実を今になって知るのは、なんだかよくわからない不思議な気持ちになります。

ここ数年のプロトタイプネタの中では、間違いなく最も食いつく人が多いかもしれないネタ・・・かもしれない。

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