Meta社から、Meta Quest 2の後継機として秋に発売予定のMRヘッドセットMeta Quest 3が発表されました。
性能についての詳細は、9月27日に開催される開発者会議「Meta Connect」で発表されるとのことなので、まずは気になる価格から見ていきましょう。米国では128GBモデルで499ドルとなっていてお手頃感がありますが、日本では74,800円で販売されるということで、円安の影響が大きいことを実感させられます。
数カ月後に発売する製品の価格が、ピーク時の1ドル150円レートで換算されているのはなぜ？なんていう疑問もありますが、旧モデルのQuest 2が円安ピーク時に値上げした都合上そうなったのかもしれません。
Quest 2は値下げして販売
旧モデルのQuest 2については、6月4日から大幅に値下げされます。
- 128GBモデル：47,300円
- 256GBモデル：53,900円
さらに、今後のソフトウェアアップデートで、CPUのパフォーマンスが最大26％UP、GPUは最大19％UPするということです。
Quest 3は高解像度で薄型・軽量に
Meta Quest 3は、旧モデルのQuest 2よりも解像度が高く、薄型で軽量なデザインを採用。Snapdragonの新しいチップセットにより、処理能力が2倍になっています。ハンドコントローラーも改良され、操作性が向上しています。
ヘッドセットに付いた外部カメラを使って、現実世界の映像を表示するMeta Reality機能にも対応。
グラフィック処理能力はQuest 2の2倍以上に。
この手のデバイスって、とにかくVR映像を見るという基本的な使い方をする人がほとんどだと思うのですが、エントリーモデルの難点は解像度が低くて画質が悪いことでした。確かに立体的には見えるけど、ブラウン管のテレビをめっちゃ間近で見ているような感じの画質で、すぐに現実に引き戻されます。
（こんなに没入することはない）
やってることは3Dメガネと変わらんのか、人類の技術力はまだまだこんなものなのかと落胆するわけですが、これで解像度が高ければいい感じになりそうという期待感はあるので、それを最新デバイスに期待している人も少なくはないでしょう。
近く発表されるAppleのXRヘッドセットReality Proは、超がつくほどのハイエンドモデルになるので高解像度なのは当たり前として、エントリーモデルのMeta Quest 3はどのくらいの解像度のディスプレイが搭載されるのか？
Meta Quest 3の価格は、128GBモデルで74,800円。詳細な情報は9月27日に発表されます。
- Source Meta
