2月2日に米国限定で発売されるVision Proですが、6月に開催される開発者向けイベントWWDC 24ではvisionOSについての最新情報が発表されると言われています。
米国以外の国では今年後半に発売されると予告されているVision Proですが、アナリストのMing-Chi Kuoさんは「WWDC 24の開催前に米国以外の国でVision Proが発売される可能性が高い」と述べています。
もしそうなれば、予想よりも前倒しで米国以外の国でも発売されることになります。
Vision Proが米国限定で発売された理由
- 初期出荷台数が限られているため
- (VR市場の多くを占める)米国を優先するため
- 他国の規制に対応するには、アルゴリズムの修正に時間がかかるため
一番の理由は初期出荷台数が少ないということですね。Vision Proの初期出荷台数は6万〜8万台と推定されているので、Appleの本場であり、VRの主要なマーケットである米国を最優先にするのは理解できます。
2月に米国で発売して、そこから4ヶ月ほどで海外でも発売というのは、なかなかインパクトのある予想ですが、本当に可能なのでしょうか?
近年のWWDCはソフトウェアのイベントとして一貫しており、ハードウェアの発表は行われなくなりました。WWDC 24でも、iOS 18などの最新ソフトウェアの発表が中心のイベントとなることが予想されます。
- Source 郭明錤 (Ming-Chi Kuo)